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2006/03/05//Sun.
べルトに手をかけた時、義久が途切れがちな声で言った。 「やめろよ・・・・やめてくれ、緑子」 「嫌」 緑子は短く答えて、ベルトをはずした。 | |
それはもう、期待で固く張っていた。
緑子は暫く、掌で包んで彼女自身の体温を伝えるようにそっと握っていた。
ペコちゃんの顔のキャンディー。
アイスクリーム。
傘の形のチョコレート。
指についたショートケーキの生クリーム。
何がいいかしら?
そうだあれにしよう。
緑子は、小さい頃に大好きだったアーモンドの入ったチョコレートを思い浮かべた。
チョコレートを全部舐めてしまってから、口の中に残ったアーモンドを一度取り出して眺め、それからまた口に含んで飽きるまで口の中で転がし、未練たっぷりにかみ砕くときの快感が、緑子の舌に蘇る。
なんて下品で、なんてはしたないお菓子!
緑子は嬉しくなって、夢中で味わった。
呻きと微かな喘ぎが。緑子の耳に伝わる。
ほらね。
緑子は笑い出したくなった。
あたしにだって出来るのよ、あなたをレイプすることぐらい!
チョコレートがすっかりなくなったことを確かめるため、緑子は一度口を離してそれを眺めた。
可哀想になるくらい張り切った先端から、透明な涙がこぼれている。
緑子は指先でそれを拭い、裏側の筋になすりつけた。
呻き声と、全身が波立つようなざわめきが起こり、義久の胸の筋肉が激しく上下した。
緑子は舌を思いきり窄め、固い針にして先端に差し込んだ。
緑子の体を、嗜虐敵な快感が走る。
緑子は義久の呻き声を楽しみながら、力をこめて先端を犯した。
義久の腰がひけて、逃げようとする。
緑子はそのまま、逃げて行こうとしていたそれを唇で捕らえ、ゆっくりと、自分の奥深いところへと呑み込み始めた。
急ぐとむせちゃうからね・・・・・
秘訣を教えてくれた時の麻里の得意そうな顔が脳裏をよぎった。
鼻でゆっくり息をしてね、喉が開くように肩とか顎の力を抜くの。想像力で勝負するのよ。喉が開いてずーっと奥まで入っていくイメージを頭に思い描いて、少しずつ真上から体重をかけるの。詰まったな、と思ったら鼻から息を吸って、口から吐くようにしてあと少し、もうちょっとって頭の中で掛け声をかけて、自分を励まして・・・
緑子の唇が、ようやく根本の皮膚を感じた。喉いっぱいに内側からかかった強い圧迫感のせいで、微かな吐き気がする。
緑子はそのまま、ゆっくりと心の中で十数えた。
緑子の舌に、波立つ感触が伝わる。
もう限界かな・・・・
緑子は思って、最後の一鞭の準備をした。
唇に力を入れて根本を吸い、舌をペタッと広げるように密着させ、そのまま一気に喉からそれを引き抜くように頭を起こした。
はっきりと声になった呻き声が緑子の耳を刺激した。
最後の最後に、唇にひっかかったくびれのところを強く吸ってそのまま二~三度頭を上下させると、緑子の口の中に、青臭くて粉っぽい液体が飛び散った。
緑子はそれを飲み込まず、こぼさないように大事に含んだまま、ゆっくりと体を上にずらして行った。
シートのヘッドレストに投げ出された義久の顔が見えた。
泣いている。
義久は声をたてずに啜り泣いていた。
お馬鹿さん。でも、自業自得なんだから、泣かなくてもいいわよ・・・・あなたの幻想や願望が粉々になったからと言って、あたしが消えてなくなるわけじゃない。あなたはあたしを楽しめばいいのよ。あなたの愛した村上緑子はもうどこにもいないけど、あなたは新しい女を見つけたんだから、喜ぶべきだわ。
だけどその前に、あなたのプライドに傷をつけさせて貰うわね・・お返しよ。
緑子は両手で義久の頬を挟み、義久の唇に自分の唇を重ねた。そして、大事にふくんでいたものを、舌先で押し出して流し込んだ。
義久は拒絶しようと首を動かしたが、緑子が捕らえた唇の動きに麻痺させられたようになって、そのままそれを口に含んだ。緑子は唇でぴったりと義久の口を塞ぎ、義久が諦めて飲み込むまで、そのままじっとしていた。
このRIKOシリーズは、レイプありゲイありで、けっこうハードなんだけど、ちゃんと図書館においてあります。
男を犯すっていうのも、ドキドキしちゃわない?
でも、「ボクを食べて~」ってよく言われるけど、そそられる子は少ないのよねぇ。