2ntブログ
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2008/05/11//Sun.
これから

nagasime


「これからがあるならね。」
そう言ったのは私のほうだった。

あなたの世界と私の世界は違う。
出会い、ふれあい、交じり合えば、あとは離れるしかない。

心惹かれたときも、今は懐かしさを帯び
あふれるような思いもまたおだやかな流れに変わった。

執着はしない。
そう思っていたはずなのに。



このブログをはじめて2年あまり。
当初リンクさせていただいていたサイトさまも休止されたところが多くなりました。

アダカテは突然ということが多いのですがね。
移り行くことは留めることはできません。
さて・・ここはどうなるのかな?(笑
2007/10/18//Thu.
MIDNIGHT BLUE DEVIL

私がどんな男に抱かれてきたかなんて、
どうして知りたがるの?
私はあなたの女なんか知りたくない。

名前?
そんなものは区別ができるようにつけられた記号なんだから、
あなたの好きに呼べばいいわ。

何を考えてるかですって?
男は女を抱いてるときは、
放出以外のことは考えられないでしょうけど、
女は違うのよ。
知らないほうがいいと思うけど。

ねぇ・・・
もう帰ってもいい?



neko



2007/10/02//Tue.
だから・・・




「次があるのなら・・」
とあなたは言った。

私ははっとした。
そう、終わりはいつか来る。
それは突然かもしれないし、時を経てかもしれない。
いつまでも続くものなどありはしないのだ。

十分わかっているつもりだった。
だから初めはいつもこれが最後かもしれないと
自分に言い聞かせていたのに。
なのに、いつのまにか次が当たり前になっていた。

あなたを見送るときに
「さよなら」と言ったのだろうか、
「また」と言ったのだろうか、
思い出せない。

だから・・だからね。

「やめるのやめた」って帰ってきてもいいんだよ。


琳ちゃん柚子葉ちゃんが、ブログを閉めるそうです。
さびしぃ。(´A`。)グスン ...





2007/04/30//Mon.
一期一会


明かりを落とした部屋で
ソファに座った男の膝に頭をあずけた女は
男の手で楽器のように愛撫されている

花芯は大きくあらわになって
すでに小さな痙攣を幾度か繰り返し
蜜は滴るほどに花弁を濡らしていた

女は時折とろんとした目で男を見あげ
男は愛しく微笑み返す

男の情は女の手で男の脚の間の
硬度で確かめられる

継続への渇望もなく
発展への期待もない
ただこの刹那があるだけ

一期一会 今ふたりのこの時間は
もう二度と来ないのだから



2007/04/22//Sun.
夢一夜

引き寄せて
襟をはだけて
あなたの手でつんとたてられるのを
乳首は待っている

すそを割って
着物をめくって
脚は開かれるのを待っている

そんな体を
あなたに気取られないように
幾重にも包み隠しておきましょう。

syadow
すべて解かれてさらされて
溶けそうなほど濡らされて
あなたを体の芯で味わいたい

そんな気持ちは
ちゃんとなだめて
穏やかに秘めておきましょう。

さっきから鏡に映る自分に
何度言い聞かせているのだろう
久しぶりの逢瀬の時は迫っているというのに


2006/07/16//Sun.
たてがきにたてかきつけた




 
  昨日のこと。
  「元気で男喰ってる?」とか
  挨拶されてしまった。
  妖怪じゃないんだから・・(汗)
  情句で、返してみたけれど。

  望むものは何もかも
  男が与えてくれるのだろうと
  言われることもあるけれど
  セレブ姉妹じゃあるまいし。

  ねえ、もしもあなたにそう言われたら
  どんなに悲しいことでしょう。

  私が本当にほしいのは
  あなただけ・・と言いたいけれど。
  



縦書きタグを使ったテーブルで書いてみましたが、横幅の加減がちょっと難しい。

 ネスケには対応してないらしいですが、他のブラウザではどうなんでしょうね。
 
 でも、日本語は縦書きが読みやすいかな。
 短歌とか俳句とか、はえそうなんだよね。
 せっかくなので、ポエムっぽくしてみました。

 まだまだ、試行錯誤の余地ありですな。

 
2006/06/30//Fri.
栗の花




雌しべに捧げるために恥ずかしいほどの花粉を盛って
栗の花は匂いを放ち、虫を呼び集める。

その卑猥な姿は生命存続という命題のために用意された。
「栗の花のにほひは精液の匂い」
虫をひきつける匂いは生への執念の香りだ。

引き付けられた虫は、精液のような蜜をむさぼり、栗の生への渇望にまみれて、命の卵へと運んでいく。
 
雌しべは受粉の瞬間、歓喜の声をあげるのであろうか。
愛しげに雄しべのほうに揺れるのだろうか。

栗の木の匂いは、私を妄想にかりたてる。


「この匂いは精液の匂いだ。」


人間の性器の匂いは、フェロモンとなって体内に入り脳を刺激し興奮させ、性への衝動を高めるのだという。

あなたのペニスにむしゃぶりつきながら、
先ばしった精液を舐め飲み下し私は熱い息をはく。

「おいしい。」
妖魔のようにあなたの生へのエネルギーを味わっているのか、あなたへの情が味というものに姿を変えているのかわからないけど。

「この匂いは精液の匂いだ。」


失われた恋愛は、現在進行形の恋愛より
美しくて強い。
それは時がたてば経つほど神格化されていく。

このごろあなたが私を遠く感じるのは
私が変わっていくから。

「俺も少しは変わったほうがいいのかな 」
変われないあなたから離れていったあの人を
私に重ねているでしょう?

私はあの人じゃないわ。
だけど、あの人と同じようにあなたから離れることができる。
違う雄の匂いをまとうことができる。

「この匂いは精液の匂いだ。」

「この匂いは精液の匂いだ。」



栗の花の画像をいただいて、なんとかこの妖しい雰囲気を生かしたいと思っていたのですが、なかなか思いつかなくて、やっとなんとか形になりました。

hutarinoheya様、快く画像提供してくださって、ありがとうございます。
二人の部屋とても素敵な奥様の画像があります。ぜひ一度お立ち寄りになられてはいかがでしょう。
妖冶のひとり語り-eroく、楽しく、美しく-

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