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「抱かせてくれよ。俺だって男だよ。」 一昨年のクリスマスの頃だった。 突然見知らぬHNのPMが入った。 公開してないHN宛てのPM・・知人のHNを変えての悪戯に違いない。 「誰だろう?」クイズのノリで、会話していくと男友達だとわかった。 PやEとのことも知っているし、なにしろ10歳以上も年下だ。 ジョークにしなければ、もうつきあっていかれない。 |
体質的にというのだろうか、彼はよく相談を受ける。 相談者は悩みを聞いてもらうことで安堵し、 笑い飛ばしてもらうことで自己昇華する。 自然私も聞いてもらっていたのだ。 彼は私の精神安定剤だと認識していた。 「ここまで抱きにいらっしゃいな。」 と動揺なぞしていないフリをして、その時は終わった。 彼もそれ以来それにふれることはない。 その後も彼と会って、二人でドライブした。 温泉へ一泊旅行もして、いっしょに露天風呂にも入ったのだ。 人が聞いたら信じないだろう(私だって信じない)が、 「眼福だ。」と言っただけで、指一本ふれてない。 彼は私を抱かないことで、特別であり続ける。 私は彼に精神的に依存し続ける。 こういう関係を何にたとえるか? 谷崎の「春琴抄」的恋愛かと、Amazonで調べたら、 『春琴抄は、純愛ではなく、異質者の愛である。』とレビューにあった。 いやはや、捉え方はほんとうに人それぞれなんだなあ。 |
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